カップ麺と玉ねぎ
スーパーにて。
カップ麺が並んでいる棚に、玉ねぎが1つ置いてあった。
大量のカップ麺が並べられている中に、突然現れる玉ねぎ。明らかにおかしい。
もしかして、玉ねぎの形をしたカップ麺だろうか?
しかし玉ねぎはの形は球体であり、転がりやすいのでカップ麺の容器としては適さないだろう。
・・・ということは、球体を安定させられる台があれば、玉ねぎ型のカップ麺は成立するのではないか?
球体を安定させる台、というキーワードから、野球のサインボールを飾る時に使うスタンドが頭に浮かんだ。バットで作られた三脚のようなものである。
あれがあれば球体の容器でもいけるな、と思ったのだが、もう少し考えたらそんな特別なものは必要ないことに気づいた。茶碗があればいいのだ。
茶碗に球体を入れれば、転がっていかない。
この事実から導き出されるのは、
「玉ねぎ型のカップ麺は存在し得る」
ということである。
もう一度、カップ麺の棚にある玉ねぎらしきものをよく見てみた。
やはり玉ねぎそのものであった。