和洋折衷
パン屋の駐車場に、コイン精米機があった。
パンは洋食、米は和食なので、この状況は和洋折衷ということになる。
通常、パンをおかずにして米を食べる、というようなことはない。
しかし、駐車場を媒体として、パンと米の夢の共演がここに実現していた。
「夢の共演?何を言っているんだ?」
あなたはそう思っているかもしれない。
それはつまり、「私の思考を、文章を媒体としてあなたに伝える」という行為がうまくいっていないということ。
もしくは、私の思考が意味不明なだけ。
あなたは決して悪くない。
ただひとつ思うのは、2つの物の間に仲介役を入れることで物事がスムーズに進むことがあるので、問題解決の方法のひとつとして覚えておくといいかもしれない、ということである。