武家屋敷を英語で言うと
武家屋敷というものがある。武士が住んでいたとされる家である。
このような、いわゆる和風なものは外国からの観光客に人気があるのだろう。武家屋敷の近くには
「samurai residence」
と書かれた看板があったりする。
武家屋敷はサムライレジデンスと表現するらしい。つまり、屋敷はレジデンスというわけだ。
レジデンスという言葉のつくマンションがあるが、屋敷といえば立派な家というイメージがあるので、そういう名前をつけるのも合点がいく。
ずいぶん前の話だが、ある芸能人の家がテレビで紹介された時、部屋がかなり散らかっていたため、「これは・・・ゴミ屋敷ですね」と言われていた。
それを言われた家主は、「屋敷って言われるほど立派な家じゃないですよぉ〜」と、照れた様子で返答していた。
ゴミ屋敷という言葉を良い意味でとらえる。前向きな姿勢がすごい。
その理屈で考えると、「おばけ屋敷」はどうだろう。
「ここは・・・おばけ屋敷ですね」
「屋敷って言われるほど立派な家じゃないですよぉ〜」
のんきな家主である。