カエルは今日を生き延びる
朝、カエルを見た。1cmほどの大きさで、道の端にいた。
その日の夕方、同じ場所で同じ姿勢のカエルを見た。
朝からずっとそこにいたのだろうか。
朝のカエルと夕方のカエルが同じ個体だという確証は無いけれど。
生物にとって最も重要なのは「生き延びる」ということだ。たぶん。
様々な敵が存在する自然界では、生き延びるのは容易なことではない。
カエルはその場所が安全だと判断したからそこにいたのだ。生き延びるために。
人間、生きているといろんなことがある。
仕事がうまくいかない、人からバカにされて悔しい、嫌がらせをされてつらい、など、大変なこともたくさんある。
それでも、なんとか今日を生き延びる。それだけで立派なことだ。
生物として最も重要なことをクリアしているのだから。
さあ、明日もなんとか生きてみよう。