渋滞における被害者と加害者
車に乗っていて渋滞に遭遇すると、「渋滞に巻き込まれた」と感じる。
この「巻き込まれた」というのは、「自分は被害者で、自分以外の車が渋滞をつくり出している加害者だ」という考え方である。
渋滞のときにイライラするのは、自分が被害者だと思っているからだ。
しかし、第三者の視点で見れば、自分も渋滞をつくっている車のひとつなので、加害者となる。
どの視点で見るかで解釈が変わる。
誰もが被害者であり、なおかつ加害者なのだ。
渋滞は人間の攻撃的な部分を呼び覚ます。
冷静になってほしい。深呼吸を数秒するだけでも、トラブルを未然に防ぐことにつながる。
どうか、冷静な対応を。