眠れない朝
昨夜早く寝たというわけでもないが、早朝に目が覚めた。起きるにはまだ早い時間だ。もうひと眠りしようと思って目を閉じていたが、眠れない。
こういう時は眠るのをあきらめて、活動した方が時間を有効に使える。少し早いが起きよう。
・・・とは思うのだが、体がだるい。起きるのがつらい。
選択肢は2つ。
・眠れないが、体を横にして休む。
・がんばって起きて活動する。
「眠れないが、体を横にして休む」の場合、時間を有効に使えていない感覚があり、損した気分になる。
「がんばって起きて活動する」の場合、がんばらないと起きられないので、単純につらい。
どちらにしても一長一短なので、第3の選択肢を模索してみる。
「体を横にして活動する」という案が浮かんだ。寝転がりながら読書をしようと思った。
しかし手の届く範囲に本がない。スマホもない。一度起きなければ何もできない。
あきらめた。「がんばって寝る」ことにした。
結局、眠れないまま時間が過ぎ、普段起きている時間になった。まだ少しだるいが、起きなければならない。うまくいかないものだ。がんばって起きて活動するのが正解だったかもしれない。
しかし、二者択一の状態から別の選択肢を模索する、という考え方は大切だと思う。
視点を変えることで解決できる場合がある。
さて、今日も一日なんとか生きよう。