アーモンド小魚の逆襲
「カルシウムが不足しているとイライラしやすい」という説がある。本当かどうかはわからないが、カルシウムは不足しない方がいいだろう。
というわけで、アーモンド小魚を食べることにした。カルシウムといえばアーモンド小魚だよね、と思いながらバリバリと食べていた。
しばらく食べていると、硬い小魚が歯茎に刺さった。とても痛い。イラッとした。
イライラするのを防ぐためにやったことでイライラしてしまうのは本末転倒ではないか。私は一体なんのためにアーモンド小魚を食べたのか。
考え方を変えてみる。
イライラしたのは小魚を食べている最中、つまりカルシウムが体内に吸収される前である。今はイライラしていても、カルシウム吸収後はイライラしなくなるはずである。
これから先の生活でイライラしないために今のイライラがある。将来のために今、準備をしておく。長い目で見る、という考え方である。
いやしかし、将来イライラしないためには今イライラしなければならないのか?
将来も今もイライラしなくてすむ方法を考えた方が良さそうだ。