迷惑駐車の理由
飲食店の駐車場に高級車が停まっていた。地面に引いてある白線の間にうまく収まっておらず、本来なら2台駐車できる場所なのに、その車1台しか停められない状態になっていた。いわゆる迷惑駐車である。
どういうつもりなんだろうかと思っていると、車から人が降りてきた。年配の夫婦のようであった。運転していたのは男性で、60代くらいに見えた。
高級車に乗っているということは、経済的に余裕があり、社会的な地位もある可能性が高い。つまり、人に迷惑をかけていても「自分は偉いから問題ない」などと思っているのではないか?
いや待て。落ち着け。これは勝手な思い込みだ。
単純に運転が苦手で、うまく駐車できなかっただけかもしれない。
駐車場が混雑しているわけでもないし、私が迷惑をかけられたわけでもない。
関係のないことに首を突っ込んで自分から怒りにいくのはどうかしている。冷静になろう。