充実した生活をしたいが、何もしたくない。
「充実した生活をしたい」という気持ちはあるが、「何もしたくない」という気持ちもある。それで結局、特に何もしていないわけだから、「何もしたくない」が勝っていることになる。
「何もしたくない」という気持ちを大きく分類すると、
①絶対に何もしたくない
②なんとなく何もしたくない
この2つに分類できる。
「絶対に何もしたくない」であれば、何もしないことが望みなのだから、「何もしない」が正解となる。
しかし、「なんとなく何もしたくない」の場合、何もしないことに対する信念があるわけではないので、「充実した生活をしたい」という誘惑に負けそうになる。
何かをするにしろしないにしろ、能動的に「自分はこちらを選択する」と決めた方がいい。何もしないこと自体には良いも悪いもない。「なんとなく」が問題なのだ。「なんとなく」で決めるから、後から他の選択肢の誘惑に負けそうになるのだ。
なんとなくとか、誰かに決めてもらうとか、そういうことをするから不満が出る。自分以外の何かのせいにしてしまう。
自分で決めて、自分で責任を持つ。
自分の人生を自分で決めよう。できるだけ。