ただ今、鎖国しております。

答えは自分の中に

狭い道では広い心が必要

車で通勤する時によく通る道があるのだが、その道は混雑していることが多い。カーナビの地図で他の道を探して、よさそうな道があったので行ってみることにした。

しかし実際に行ってみると、思ったより狭い道だった。対向車が来たらすれ違うこともできないのではないか。カーナビの地図で見る限りではそんなに狭そうには見えなかったのに。ナビに騙された。いや、よさそうな道だと自分が勝手に思い込んだだけだ。ナビが悪いわけではない。とにかく対向車が来ないことを祈りながら進んだ。

しばらく進むと、対向車がやってきた。終わった、と思っていると、対向車の方が道の端のちょっとしたスペースに車を避けてくれたので、すれ違うことができた。ありがたい。譲り合いの精神の重要性を実感した。さらに進むと、問題なくすれ違うことができる道幅になった。危機を脱し、ほっと胸をなでおろした。

 

カーナビで見るのと実際に行って見るのとではかなり印象が違う、ということがある。ネットなどで調べればいろんな情報を得られるが、直接見てみないとわからないこともある。知識を得ただけで全てをわかったような気になっていると、思わぬ落とし穴に落ちるかもしれない。