ただ今、鎖国しております。

答えは自分の中に

どうでもいいことに時間をかけていないか?

飲食店のメニューを見て、どれにしようかと悩み、注文を決めるのに時間がかかることがある。後になって考えると、そんなに時間をかけて悩むほどのことではないと思う。決断力がないために時間をムダにしている気がする。最期の晩餐だとしたらじっくり考えた方がいいのかもしれないが、そんなつもりはない。まあ、人はいつ死ぬかわからないのだから、それが最期の晩餐になる可能性はあるけれど。

そうは言っても、毎回最期の晩餐だと思って悩んでいたら、毎回時間がかかる。最期の晩餐は一生に一度だけ。その一度に備えるためだけに毎回の食事決めに時間をかけすぎるのはいかがなものか。やはり決断は早い方がいいだろう。

そもそも、なぜ注文を決めるのに時間がかかるのか。根底にあるのは「失敗したくない」という気持ちであろう。失敗したくないから、いろいろ考えてしまうのだ。注文を決めるのにちょっと失敗したところで、大きなダメージを受けることはないのに。結局のところ、考えすぎ、びびりすぎなのだ。

 

時間をかけた方がいいことと、時間をかけなくていいことがある。その判断基準が自分の中で定まっていれば、時間をムダにしたという後悔を減らせるかもしれない。