先日、知人から3Dウッドパズルをプレゼントされた。木の部品を組み立てると車ができるというものだった。パズルといっても説明書があるので、それを見ながら組み立てれば完成する。せっかくもらったので、とりあえずやってみることにした。
開封してみると、細かい部品がたくさんあった。これは大変そうだなと思いながら進めていった。
細い棒のような部品を別の部品の穴に差し込む作業があるのだが、穴がきつくてなかなか入らない。ぐっと力を入れたら部品が折れた。
予備の部品がある物もある。予備が無いものは即アウトである。慎重に丁寧にやっていたが、2つほど折ってしまった。このままだと私の心が折れそうなので、その日は中断して寝ることにした。
翌日、気持ちをあらたに組み立てを始めた。慎重に、丁寧に。しかし、しばらくやっていると、部品がいくつか折れたり割れたりした。
もうやめよう。あきらめよう。何度もそう思ったが、休憩をはさんで気持ちを落ち着かせながら作業を進めた。
数時間後、なんとか完成した。途中で部品をぶん投げそうになったりとギリギリの精神状態だったが、とりあえずやりきった。
途中であきらめていたら、その後ずっともやもやしていたかもしれない。やりきったことですっきりした。ほっとした。
軽い気持ちでウッドパズルを始めると大変なことになるということを学んだ。どんなパズルかにもよるけれども。
部品が小さくて指が痛くなることがあるので、ラジオペンチなどを使うといいかもしれない。ただ、部品を潰してしまう可能性もあるので注意が必要である。
大変だったが、これはこれでひとつの経験である。ありがとうウッドパズル。