おじいさんのフェイスシールド
ドラッグストアの入り口に向かって歩いていたところ、店から人が出てきた。
その人は買い物袋を持ったおじいさんで、顔にフェイスシールドを着けていた。
マスクを着けている人は多いが、フェイスシールドで歩いている人はあまり見かけない。
フェイスシールドは医療現場で使用されているイメージだ。
フェイスシールドはマスクより防御力が高いのだろうか。まあ、メリットもデメリットも両方あるとは思うのだが。
そのおじいさんが、マスクよりもフェイスシールドの方が優れていると判断して使用しているのか、単純にマスクが手に入らなかっただけなのかはわからない。
このご時世、マスクを着けずに外に出るのは非常識だという風潮がある。マスクを着けていれば大丈夫という保証はないのだが。
何が正解かわからないが、よく考えて最善を尽くすしかない。
普通に生活するのが難しくなった。
というか、「普通」の定義が変わったということか。
そういう変化を受け入れなければならない。
この先を生きていくならば。