言葉で伝えるということ
A「鬱なの?」
B「そうです」
A「躁なんだ」
会話が成り立っているように見えるが、本質的には成り立っていない。相手に伝わっていない。
言葉によるコミュニケーションは時に誤解を生む。しかし、言葉でなんとかするしかない状況も多い。
言葉をうまく使えるかどうかが重要だ。自分の思いをちゃんと伝えることができるように。
とは言え、「他人」は「自分とは違う人」である。自分の思いを完全に理解してもらうのは無理がある。
うまく伝わればラッキー。伝わらなくてもしょうがない。そういう気持ちでいたほうがいい。
まあ、ちゃんと伝わったからといって自分の思い通りにいくとは限らないわけだが。
相手には相手の思惑がある。他人との共生は難しい。
だが、「難しい」は「やりがいがある」に通ずる。
『他人との共生は難しいが、やりがいがある』
前向きな言葉に変わる。
言葉は使い方次第である。