100円ショップに起こった革命
100円ショップの商品は全て100円だった。
しかしある時、革命が起こった。
「これ、いくらかな?」
「100円だろ。100円ショップなんだから」
「あ、200円の値札がついてた」
「えっ・・・」
100円ショップの看板を掲げている店は、「この店の商品は100円ですよ」と宣言している店である。これはつまり、「商品は全て100円で売らなければならない」というルールを自分に課しているということである。
それなのに、100円じゃないものを売る。
自分で100円ショップを名乗っておきながら、自分でそのルールを超えていく。ここが革命なのだ。
自分で前提を覆すのは意外と難しい。そもそも「前提を覆す」という発想自体がなかなか出てこないというのもある。
思い込みというのは、それが思い込みであることに気づかない。無意識のものである。
何かのきっかけで無意識を意識できた時がチャンスだ。
常識を更新しよう。