「シュミレーション」を指摘するかしないか問題
「シミュレーション」が正解で、「シュミレーション」は間違い。それはわかっている。だが、会話でシュミレーションと言っている人がいても、わざわざ指摘することもないと思う。シミュレーションをシュミレーションと言っていたとしても、話の内容は理解できるからだ。
しかし少し気になる。そこが気になって集中力が削がれる。そういう意味では指摘するべきなのかもしれないが、なんとなく言いづらい。揚げ足を取っているような感じになるのも嫌だなと思うからだ。
こういうのが気になる人もいれば気にならない人もいるだろう。そんな細かいことはどうでもいいだろ、と言われればまあそうなのかもしれない。
では、例えば「スズキ」という名前の人を「ズスキ」と呼んでいたらどうだろう。それはもはや別人を呼んでいることになるのではないか。それともこれは細かいことだからどうでもいいと片付けられるのか?
シミュレーションは「模擬実験」や「想定実験」という言葉で言い換えられるらしい。この言い換えが主流になれば、シュミレーションと言う人が減るかもしれない。シュミレーションという言葉が減ったら何かすごく良いことがあるのかはわからないが。
シュミレーションがすべてシミュレーションになった場合をシミュレーションする必要がありそうである。